石垣島の野生クジャクで肉料理&寿司大会!

今回は、SNSでお友達のベリーダンサーのベキ子さんがが「猟師の人からクジャクをもらった!」と言った内容が投稿されたので、

「お願いします!肉を分けてください!」

とメールしたら「良いですよ~」との返事が来ました。

モモ肉か胸肉一枚だろうな~と思っていたらほぼフルセットで譲っていただきました!

ありがてえ・・ベキ子さん!!美味しく食べる方法を見つけてレシピ化するから頑張ります!

目次

野生の孔雀料理

綺麗なクジャクですが、石垣島では野生になり増えすぎて害鳥扱いなのです。

たびたび、畑などを荒らしたり他の小動物をつついてしまうので駆除しています。

頂いた状態のまま写真を見ればわかる通り腎臓と肺がついており、所々血の塊があるのと毛が抜き残っている皮がありますので、それをすべて取り除きます。

孔雀料理

ばらしてみると孔雀肉は、ほぼ見慣れた地鶏に近いものですね。

もちろん骨と皮はスープを取って有効利用です!

骨と皮はスープ

一度、下茹でした骨を洗って再び水を張ってコトコトと炊き

続けますと黄金色のスープ、味は少し野性味はあるものの上品な味です。

ならば・・・・

黄金色のスープ、味は少し野性味はあるものの上品な味

珍しく醤油ラーメンを作りました。

孔雀醤油ラーメン

孔雀醤油ラーメン

ほとんどガラスープに近い味だけど、なぜか牛肉っぽさを感じる味です。

骨際の肉は赤身が多めについていたのでそういった感じなのでしょう。

骨はスープを取り、肉はどんな感じか調べるため包丁を入れると鶏ではありえない部分で骨っぽいものを感じました。

いわゆる腱の部分が骨化しており、それが筋肉の本数分あるので掃除するのにちょっと時間がかかりました。

やはり孔雀も野生動物ですね、色々な部分で家畜である鶏とは違います。

孔雀の胸肉塩麹ベーコン

モモの部分と胸肉の部分に分かれたので、それぞれで料理することにしました両方ともさっと焼いたのを食べてみましたが淡白であっさりとした胸肉と赤身の味がするモモ肉で、両方とも共通するのは容赦なく固いってことです。

固い肉を柔らかくするには?

ですが、今まで散々やり尽してきたのでそれほど大きな問題ではありません。

モモ肉は炊飯器、胸肉は塩麹でやってみました。

となると出来る料理が、モモ肉はゼリー寄せ、胸肉は塩麹ベーコンとなりますね!!

捕らえた猟師さんの元々の下処理が良かったのもあり、孔雀バーコンも美味しいです!

孔雀の胸肉塩麹ベーコン

石垣島に住んでいるクジャクはもともとペットとして飼われていたものが逃げ出し繁殖したものです。

畑を荒らし農作物を食い荒らすので害獣駆除として捕獲され、口ばしを駆除した証明として役所に持っていくと幾らかに換金してくれるようで、クジャクの羽と肉は捨ててしまっていたようです。

そのクジャクの羽をベキ子さんがアクセサリーや衣装にして、自分が肉で料理を作る!という良いサイクルが出来上がりました。

また貰えれば、今度はカレーに挑戦してみようと思います。

釣り大会

毎度行われる釣り大会実は、今回私は、職場の釣り大会に今年は・・・

参加しませんでした!

釣り大会

けどその代わりに自分は狩りに行きました!

職場の同僚が赤身のカツオやマグロ

職場の同僚が赤身のカツオやマグロ、そして自分が狩りで白身と考えていましたが、同僚によると思った以上に魚が釣れず、分け前が少なかったようです。

狩り結果

自分の狩りももっと取れるはずでしたが、海水温が高すぎて魚が少なくなっていました。

今年は色々とヤバいようです。

しかし、結果はこんな感じで良い魚が狩れました!

捕れた物でグルメ料理

魚やサンゴに対して台風も少ないし・・雨も風も弱い!秋辺りの台風がちょっとやばいのでは??

と心配してしまいます。

捕れた物でジビエグルメ料理

結果、マグロをなじみの魚屋で買い、廃棄予定だった30キロのマグロの頭を無料で分けてもらいました。

狙いはほっぺ肉のビンタの刺身とトンボ肉です!

ハンザワさんに嗜好に合わせて料理

年一ペースですが関西出身のハンザワさんに嗜好に合わせて料理。

卵焼きは砂糖を使わない出汁のみの卵焼き、去年思いがけず美味しかったオクラとナス、きゅうりの野菜握り、

マグロメンチカツ

そして写真は取り損ねましたがマグロメンチカツ!

マグロ兜の丸焼きアヒージョ風などなどを作り、

マグロ兜の丸焼きアヒージョ風

〆のデザートは台湾かき氷和風仕立てで締めました。

台湾かき氷和風仕立て

寿司はネタも重要ですが、やはりシャリも美味しければもっと良いですね。

最近は土鍋でご飯を炊くようになり、ごはんのレベルが上がりました。

最後に余ったメンチカツのネタで島でとれたタケノコと枝豆の中身を合わせて作ってみた餃子が・・・

こちら、

餃子らしくはなったのですが、まだまだ中身を研究

餃子らしくはなったのですが、まだまだ中身を研究しないとです。

石垣島の手作りジビエグルメはまだまだ進化します。

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この記事を書いた人

ベンケイ

八重山諸島のフィールドを研究しながら色んな探索・狩り・料理・絵とかなりワイルドに多彩な才能を繰り広げるエンターティナーな存在

遊びのメンバーもベンケイさんと海に一緒に行くと自然の知識が多くて面白く、海へ行くとモリ持って、一人でテンション上がってどこかに見えなくなり、魚と共に戻ってきます。

山は山菜や、生き物を捕まえては料理して、料理のバリエーションも半端ないです。

あの、ナスDと良い勝負するだろうなと思いながら、いつか対決出来る日がくるのを望んでおきます。

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