猪の焼肉とウリボウ皮でナイフケース作り

解禁日にウリボウを走ってタックルで捕まえて、次の休みである18日もクジャク以外は空振りでしたが、

また同じように畑を荒らして食い散らかしている、ウリボウに悪質タックルかまして捕まえるという奇跡が2回連続でありました。

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イノシシ猟でウリボウ2匹

もしかしたら罠の良い物を作りよりも自分の足を鍛えたほうがより良い成績を残せるのでは??とも考えました。

解禁日にウリボウ??

繁殖期を迎える前にイノシシ猟が解禁されるのにすでにウリボウが居る??

しかも親から自立するほどではない大きさなのに??

そうです、このウリボウたちは有害駆除で親を殺されたであろう迷い子ウリボウなのです。

痩せており、危機管理能力を親から教育される前に無理やり独り立ちさせられたがために40半ばのおっさんの脚力に負けてしまったのです。

ウリボウ料理

可哀想なウリボウです。ごめんねとも思う複雑な感情も抱きますが、

昨シーズンでも書いたように狩った獲物をちゃんと必ず食べるのがルールなので食べることにしました。

綺麗に捌き料理させていただきました。

毛を湯剥きして脱骨してパン粉を付けてあげました。

味はどうだというと・・・パン粉を使ったのは間違いだったと言うことです。

子牛や子羊がそうであるように味が薄く繊細な素材にもかかわらずブタの仲間だからトンカツを作ってしまったのを後悔しました。

衣のパン粉に肉の味が負けてしまいチキンカツよりも味の弱い何らかの肉という味になってしまいました。

皮をなめす

もう一頭のウリボウは皮をはぎ取り、その皮をなめしてみることにしました。

塩とミョウバンに浸けて1週間後、皮の内側に残っている脂肪と肉をきれいに取り除き

板に張り付けて冷蔵庫の中で乾燥させました。

伸ばして自然乾燥させました。

猪のナイフケースの皮

しっかり乾燥させた後、塩ビパイプで骨格を作ったナイフケースの皮として活用することにしました。

あと半身分の皮がのこっていますがまた別の物をつくる時にとっておこうと思います。

罠設置

さて、ウリボウ2頭タックルによる狩りが成功しましたが、罠で取れたのがクジャクのみです。

10日を過ぎても去年見つけた獣道には全く気配が無いので早々に切り上げて新たなる獣道を探して罠設置しました。

丁寧に隠します

そしてその3日後・・・・

イノシシ捕獲

やりました!

8キロのイノシシでウリボウ卒業してすぐの大きさではありますがイノシシがやっと狩れました!

なんとなく勘をつかみ、もっともっと獣道を見つめてここにこうすれば掛かるという確信持たないといけないのですな。

それを踏まえてジャングルを散策し、設置した4日後に行くと・・・

今度は短いスパンで狩れました!

そしてその同日にもう1頭!

2頭目はちょっと大きく20キロ級の獲物でした。

12月24日のクリスマスイブに山の神様は自分に2頭のイノシシをプレゼントしてくれました。

そして26日の狩りの前半戦最終日に・・・

イノシシを捌く

25キロクラスの獲物がゲットできました。

それぞれ取れた獲物は日ごろお世話になっている農家の方々や色々と協力して頂いている方々へのおすそ分けもしっかり配り、そして毎度のハム作りもしっかりやりました。

猪焼肉

いのししの焼肉、美味しすぎる。

油が少ないので沢山食べても、まだまだいけます!

とれたてのレバーは絶品です!

イノシシハムです!

もちろんレシピは塩麹を使用しています!

熟成待ちのイノシシ肉で冷蔵庫は満タンになりました!

この肉は自分で食べるのが半分、配るのが半分です。

年明けからの折り返しはもっともっとデカい獲物と戦い生け捕り名人を目指します!!

次回はこちら、更なる試練!

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この記事を書いた人

ベンケイ

八重山諸島のフィールドを研究しながら色んな探索・狩り・料理・絵とかなりワイルドに多彩な才能を繰り広げるエンターティナーな存在

遊びのメンバーもベンケイさんと海に一緒に行くと自然の知識が多くて面白く、海へ行くとモリ持って、一人でテンション上がってどこかに見えなくなり、魚と共に戻ってきます。

山は山菜や、生き物を捕まえては料理して、料理のバリエーションも半端ないです。

あの、ナスDと良い勝負するだろうなと思いながら、いつか対決出来る日がくるのを望んでおきます。

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