【永山流】手作りポータブルピザ石釜作り

今回は、石釜を作ることはやってきましたが、今までの物は据え置き式で、重量は100キロ程度の物ばかりです。

自分はアパート住まいで庭も土地も持っていないのでいつもほかの家の場所に作り、石釜で何か作りたくなっても、すぐその場で出来るというわけでないので実現までにタイムラグがあります。

いざやろうとした時にはメニュー忘れているなんてことがあります。

もっと石釜に可能性があるのでは??

どこでも石釜が使えるようになればいいのに・・・って事で作ってみました。

目次

ポータブルピザ窯の設計図

ポータブルピザ窯の設計図

我ながら、真面目にかいて酷い設計図だ、

新しい尿瓶の原案ではなく、上下セパレートタイプの石釜の原案です。

ネットでも調べると似たようなものがあり、金属製の物で6万円前後耐熱セメント製で25万・・・・・高すぎるわい!!

もっと比較敵安く作ろう!と言うわけで、材料を吟味し制作に取り掛かりました。

一応大まかな材料を書いておきますが、今のところ制作中で「多分、これで大丈夫!!」と自分が勝手に思っているものなので耐熱性や耐久性に後から問題が出るかもしれませんので自己責任での制作をお願いします。

二層式の石釜、窯作り材料

  • メタルラス:2枚
  • 普通モルタル:10キロ
  • 砂:適量
  • 耐熱モルタル:3キロ
  • メタルラック:40×60高さ60
  • 園芸用のプラ製丸鉢:40センチ1個
  • バーベキュー網:2枚
  • パイプベッドのフレーム:中古の物を3本
  • 園芸用軽石:1体
  • ドリルねじ:適量
  • ステンレス板:スクラップから適量
  • 段ボール:適量

燃焼室作成

メタルラックを土台にしてモルタル

メタルラックを土台にしてモルタルを塗るための型枠を作ります。

ドームの下の燃焼室の部分です。

ドームの下の燃焼室の部分です。

自分は今まで作ってきた二層式の石釜のほうが好きなので、ポータブル石釜も二層式です。どうせ後から外れるので、モルタルが乾いてもはがさないままどんどん塗りつけていきます。

二層式の石釜

薄く塗ってはどんどん重ねていきます。その上にメタルラックの網の部分を切り取って固定します。

メタルラックの細い網

メタルラックの細い網ではちょっと心配なのでモリの作った時に余ったステンレスの6mm棒を入れて補強しています。

本当はグレイチングが良いと思います。

ドーム部分作成

肝心のドーム部分は植木鉢をベース

肝心のドーム部分は植木鉢をベースにして周りにメタルラスとバーベキュー網で鉄筋構造を作ります。

あまり分厚くなりすぎないように網の下に段ボールを入れて無駄に分厚くならないようにしておきます。

網の下に段ボールを入れて無駄に分厚くならないように

そしてモルタルを上から塗ります!

アーチ構造が型枠工法

今までのずっと悩みの種だったアーチ構造が型枠工法で簡単に出来ます。

技術って素晴らしいですな!!

乾かして重ねてみると・・・隙間だらけ・・・当たり前ですね。

だから間を濃い目のモルタルを詰めて隙間をふさいでいきます。

ドームの型枠から植木鉢

それと写真を撮り漏れていますが、ドームの型枠から植木鉢と段ボールを外した後は園芸用の軽石と耐熱モルタルと内側に塗っておきます。

これで500℃程度ぐらいは崩壊せずに形が保てると思います。

今までの経験上多分これで大丈夫・・かも

アーチ状に曲がるように加工したパイプベッド

表面をサンダーで磨き、アーチ状に曲がるように加工したパイプベッドの足を蓋をつけるための枠にします。

ステンレス板を加工して扉にしています。

完成版は中に3ミリの鉄板

中は何も入れていないただの網ですが、完成版は中に3ミリの鉄板を入れるつもりです。

扉も取り付け、隙間も埋めました。

後はしっかり乾燥するのを待ってからの火入れを毎日繰り返し石釜を鍛えていきます。

多分これで大丈夫なはず・・・

量は上のドームが結構重く20キロ、下の燃焼室が15キロ

二層式の石釜作りまとめと反省点

仕上がりの重量は上のドームが結構重く20キロ、下の燃焼室が15キロぐらいでした。

男一人で何とか運べるぐらいのものです。

3月下旬には稼働できるようにしますわな。

けど・・・自分はたぶん同じ形の物をもう一度作ることになりそうです。後からわかったことなんですが、ポータブル石釜の素材としてもっと適したものが見つかりました。

今はやりの足ふきマットとして有名な珪藻土です。

これを使い素材の組み合わせをうまくやって、型枠をもっとしっかり作りこんでおけば総重量が軽く、耐熱性の高い理想の石釜になりそうです。

まあ、とりあえずはこいつをしっかり使える状態にまで頑張ってみますね。

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この記事を書いた人

ベンケイ

八重山諸島のフィールドを研究しながら色んな探索・狩り・料理・絵とかなりワイルドに多彩な才能を繰り広げるエンターティナーな存在

遊びのメンバーもベンケイさんと海に一緒に行くと自然の知識が多くて面白く、海へ行くとモリ持って、一人でテンション上がってどこかに見えなくなり、魚と共に戻ってきます。

山は山菜や、生き物を捕まえては料理して、料理のバリエーションも半端ないです。

あの、ナスDと良い勝負するだろうなと思いながら、いつか対決出来る日がくるのを望んでおきます。

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