巨大な法螺貝(ホラ貝)の研磨と激臭との奮闘記

はいさい!

石垣島の夏はめっちゃ暑いけど潮風が通るので最高に気持ちがいいですね♪

そんな石垣島の海に潜ると沢山の魚や貝が暮らしていますよね~。

私も先日潜ったときに、大きな法螺貝(ホラガイ)を見つけてきました!

その法螺貝が立派だったので貝殻を残してピカピカにしたいと思います。

目次

法螺貝(ホラガイ)の由来

法螺貝はホラガイ科に分類される大型の巻貝で、
日本産の巻貝では最大級の種類です。 貝殻は楽器として使用され、音を出せるように加工されたものを法螺貝笛と呼びます。

法螺貝笛は、世界各地で信号や合図に用いられてきました。

仏教では、釈迦の説法の声を象徴し、その音を聞けば罪が消滅し、極楽に往生できるとされています。

日本では、密教儀式の法具として入唐した僧によって持ち帰られたとされます。

また、戦国時代には合戦における戦陣の合図や戦意高揚のために、陣貝と呼ばれる法螺貝が用いられました。
修験道では、山中で猛獣を追い払うためや修行者同士の意思疎通を図るために立螺作法と呼ばれる実践が行われました。

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法螺貝捕ったど~

今回は法螺貝ピカピカ大作戦の様子をどうぞ~。

㊟ちなみにまだピカピカにはなってませんので悪しからず・・・。

全長約30㎝で欠けているところも少なくいい感じの法螺貝。

ちなみにこんな感じの地形のところに転がっていた

ホラガイの中身どうやって出すの~?

さてさて、拾ってきたら今度は中身を取り出さなくてはならない。

生きてるから警戒して出てくるはずもなく。

どうやって出そうか?

とりあえず放置してみたら何やらうにょうにょと出てきた。

もう少し見守ってみよう。

うぉー!気持ち悪い!

すごいのが出てきた~!

ヒョウ柄の巨大ナメクジ!

とバールで引き抜こうとしたがバールごと中へお帰りになった。

やっぱりこのまま息絶えるのを待つしかないかと次の日まで置いてみた。

朝、様子を見に行ってみると。。。

ハエがたかっていて昨日よりだいぶ長く出てきている、死んだか?と確認してみたら、スッとまた中へ!

丸一日陸地に上げてもまだ生きてるなんて自然の力はすごいなと改めて感じた。

その後も2日ほど置いたが少し弱ってきてはいるものの、まだ生きていて引き抜くことはできなかった。

ハエはたかるし臭いもしてきたので早く取り出したかったので、どうしたもんかと思いながら近所の元海人のおじぃがに聞いてみた。

すると、「中身に紐でペットボトル吊るしたら重力で落ちてくるさー」って。

なるほど!

と、さっそく試してみた。

こういうことだよね?と思いながら放置してみた。

夕方になってもまだまだ落ちる気配はない。

「さすがに500mlのペットボトル吊るしてるんだからスルッと出てくるだろー」と次の日確認してみたら。

まだ落ちてない!

しかもハエのたかり方が半端ない!

そして何より臭すぎる!

匂い対策

石垣の爽やかな潮風に乗ってドエライ臭いも漂ってくる。

やっぱり、ファブリーズだね。

信頼しているファブリーズかけてみた。

全然きかないくらいの激臭!貝の腐ってくる匂いは、生きてきた中でで一番臭すぎる!

激やばなので、ゴミ袋で覆うことにした。

必死だったので写真は撮り忘れました、すみません。

ホラ貝の殻ゲット

やっと臭い問題も解決してそれから3日くらいたった頃。

ゴミ袋ごと落ちてたー!

法螺貝には申し訳ないけど、やっとやっと貝殻のみゲット!

中を確認したところ、綺麗に全部ぬけていた。

まさか中が出るまでにこんなに手こずるとは思ってもみなかった。

この方法以外にも中身を出す方法があり、土の中に1か月ほど埋めて微生物に分解させる方法や煮たり焼いたりして取り出す方法があるが、このやり方は貝殻が破損する恐れがある。

今回は貝殻を綺麗に残して早く中身を取り出すためにペットボトル法を試した。

ちなみに法螺貝の中は食べる事が出来て、とても美味しいです。

中身を食べる場合にはうにょうにょ出てきたところに素早く釣り糸につけた太めの釣り針をうにょうにょに二箇所ほど刺し、そのまま炭火焼きで調理する。

いい焼け具合になったら釣り糸を引くと、ドロンと出てくるらしい。

注意:ホラガイは、アワビのように美味とのことだが、内臓には強めの毒があるらしいので食べないように注意!

貝の磨き作業

さぁ、次は磨き作業に入ろうと思う。

貝殻の中はすでにツルツルピカピカなのでこの感じで外側もツルピカにしていきたい。

貝殻の周りには何年、何十年も海の底で暮らした証が沢山ついているのがわかる。

これを取り除けばきっとツルピカになるはずと思いとりあえずサンドペーパーでゴシゴシするも全く歯が立たない。

そして近所のおじぃからまたしても助言が。

「真鍮のブラシで擦れば汚れは取れるさ~」って、

真鍮ブラシ?と思いつつも早速メイクマンへ行ってみると、300円くらいで売っていた。

こんな感じのワイヤーブラシでゴシゴシゴシゴシ。

うーんなかなか頑固だなぁ、やっぱり自然の力ってすごいなぁ^^;

真鍮ブラシは細かい汚れは取れるけどこびり付いた固い汚れは取れなかった。

結局、ブラシの柄の硬い方でガンガン削り取る感じになり、マイナスドライバーでガシガシやってみた。

貝を磨いた結果は、

こんな感じで結構な力を入れてガシガシしても少しずつしか取れないのでかなり根気が必要。

地道に削っていってやっとここまで模様が見えてきた。

ある程度汚れを取ったら次の作業はハイターに数日つけてみようと思う。

いつかピカピカになる日を夢見て色々試してみる日々

ここから先はまた次回をお楽しみに~♪

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この記事を書いた人

青い海が大好きな日焼け女子です。石垣の良い所や便利なことが伝えられたら良いなって思っています。最近私のアカウントで他のスタッフも入ってるから、中の人は男子の場合もあります。すみません!

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