沖縄県で実は一番高い山は、石垣島にあります。
於茂登岳と書きオモトダケになります三角点標高525.4mですが526mです。
登山は夏は暑いので涼しくなりだした頃がオススメではあります、頂上まで約1時間30分ほどで登れます。
石垣島の地元の人らはあまり登山などしない上、頂上に着いたら分かることが!
ってなわけで最後まで、2023年度10月のオモトダケの山の状況などを解説していきますのでよろしく!

オモトダケの登山道までの行き方
まずは、オモトダケのスタート地点ふもとにある登山道からですね、
メジャーな登山道の紹介をしますが、3か所くらい登り口があるみたいです。
・空港方面から行くには、10分ほど山側に走ります。
・街中から北上し車で約15分ほど名倉ダムを目指します。
・石垣市から大元行きのバスに乗り、徒歩約20分(1.7km)
オモトダケの登山道までの地図
於茂登岳登山道入り口
農道みたいな道を進むと看板がでてきます

この看板からさらに車で山道を行くのですが、道は一車線で地割れが多くうまくよけながらいかないと車のバンパーなどがすりますので、この看板前あたりに止めて行くと安心です。

ここからさらに5分ほど上がると本当の於茂登岳のふもとに当たる登山道の入り口がでてきます。
がたがた道が続き不安になりますが上がると広場が現れるので一安心。

ここからがスタートです。
この辺りは山水のせいでいきなりぬかるんでいるエリアになります。
雨が降った後などは困ります。

ぬかるみを超すと水たまりがあり足場の悪い道が続きます。

水の流れでかなり削られてしまってる登山道
この辺りが無駄に難易度が上がってしまってる!

写真では伝わりにくいのですが、登りやすいはずの止め具がえぐられて登りにくい状況になっていました。

10分ほど上るとオモトダケの清水 水の神様を崇める石碑があります。
於茂登岳の御嶽

登山道の右側に石垣があり入り口がみえますがここは、立ち入り禁止の聖域と呼ばれている昔のお祈りをする場所、御嶽(うたき)になります。

不思議な形の木、よく見たらシロアリにやられて腐ってきている。
沖縄は常にシロアリとの闘いです。

15分程登ったら少し開けてきます。
この辺りが綺麗で見晴らしがなかなか良いです。

於茂登岳の滝

20分ほどで滝に到着、本筋から少しばかりそれますが水の音が聞こえてくるのでわかると思います。
綺麗な滝ですが水量はいまいちですよね。
ちょっとした休憩にはいいですよね。
さらに、
ここからずっと同じような道が続き、登って行きます。

1時間ほど登ると急に雰囲気が変わり平坦な道になり、細い竹藪が現れ幻想的な竹藪ロードを上がっていきます。
この竹藪はなんか於茂登岳の登山の中では一番良いかもしれない!
こういう細い竹藪が3か所ほど道なりにあり楽しめました!
ここを過ぎるとやっと頂上付近のエリアに!

頂上に気象庁の電波レーダー塔や自衛隊のレーダーなどがあります。
絶景はどこからみえるのか、

頂上から石碑の行き方
頂上の石碑までの行き方はここからでした。
こんな道からね!

わかりにく過ぎるというか隠し通路じゃん!
以前こんな難しくなかったよ!
於茂登岳 頂上の石碑

せっかくの標識が割れてる、でもここが頂上

周りが見えないくらい雑草、細竹が生い茂っている、
10年前に登った記憶ではこんなに生えてなかったと思うけど、

やっと岩の上から少し見れた見晴らしのいい場所!
絶景とは言い難い景色
こんな感じのを創造しちゃいますよね!

残念ながらインスタ映えとかの話しすらない、
地元石垣島の人らは知っている、
於茂登岳は見晴らしがよくない、絶景は見れないってことを!
ココだけの話し
遊びメンバーで昔に気象庁の人がいたので月一の電波塔のメンテナンスに合わせて電波塔に登ったことがあるだよね!
その時はめちゃ感動するくらいの360度の絶景だったけど!暴風で怖かった!
於茂登岳は生き物の宝庫(採取禁止)
於茂登岳は山登りよりも生き物観察!
於茂登岳を登り始めると、ジャングル感もあり植物に圧倒されますが生き物にも沢山出会うので遊びメンバーの中でマニアックな子はテンション爆上がりでした。
しかし、見るのはタダでいいのだが、捕獲すると罰金が待っているので気をつけよて!

石垣市自然環境保全条例に基づく「保全種」と「保護地区」が指定されました(平成27年5月1日施行)
保全種(動物) 石垣市内における下記動物の捕獲又は殺傷を禁止します
①ヤエヤマイシガメ
②ヤエヤマセマルハコガメ
③キシノウエトカゲ2
①ヤエヤマイシガメ
②ヤエヤマセマルハコガメ
③キシノウエトカゲ
④サキシマカナヘビ
⑤ヤエヤマタカチホヘビ
⑥イワサキワモンベニヘビ
⑦ヤエヤマハラブチガエル
⑧コガタハナサキガエル
⑨サキシマヤマトンボ
⑩イシガキニイニイ
⑪イシガキヒグラシ
⑫チャイロマルバネクワガタ
⑬ヤエヤママルバネクワガタ
⑭ヤエヤマノコギリクワガタ
⑮イリオモテボタル
⑯オモトウスアヤカミキリ
⑰イシガキトゲウスバカミキリ
⑱ベニボシカミキリ
⑲アサヒナキマダラセセリ
⑳コノハチョウ

登山道で見た生き物

見たことの無い生き物も、
ヘビではない、ヒルの仲間コウガイビル 40cmくらいあり触るとべたべたして気持ち悪いですね。

マルヤスデはなぜか可愛い、でも大量にいました。

気持ち悪い毛虫が擬態していて触りそうになる。
珍しいかなりレアな生き物もいます。

激レアなマルバネクワガタ

サソリモドキ
発見できたらいいのですがいつもいるとは限らないですね。
オモトダケの注意事項
石垣の地元の人や石垣島遊びのスタッフは「最強のギョサン」で登りましたが、危険生物のハブや虫、スズメバチも沢山います。
日差しが無くても汗をかくので飲み物は1リットルは必要です。あと塩分もね。
オモトダケは登りやすい山なのですが頂上付近は強風が吹く場合があります。
虫も沢山いるので虫よけスプレーを持っていくことをお勧めします。
特にデカイスズメバチが沢山いる場合がありますので、黒い服や帽子などは気を付けて下さい。
