はいさい!令和元年ですね。
石垣島最北端、北部のことってみなさん実はあまり知られていない、何もないって思っていますよね。
さらにはそこで生活するってどんな感じ?
なので平久保集落について密着してみます。
石垣島へ移住を考えている方も参考になれば・・・。
石垣島の平久保とは、

平久保の観光名所と言えば「平久保崎灯台」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
まさに石垣島を上へ上へとのぼったさきにあるのが「平久保集落」になります。
(google mapより)
石垣市街地からは車で約45分、公共機関は巡回バスが一日に往復1本程度です。
観光で来られる方は、平久保崎灯台を目指してレンタカーを走らせているところをよく見かけます。
島人は石垣島の「裏」というほど遠い場所のようで、よっぽどの用事か、お正月にドライブがてら来ることがあるくらいです。
内地感覚だと車で45分は結構普通だったので違和感なく平久保までたどり着きましたが・・・(個人の感想です^^;)
平久保には何がある?
平久保には基本的にスーパーやコンビニなどはありません。
昔は商店などもあったそうですが今はもう辞めてしまったというお話も聞きました。
お店はあまりないけどここには自然という最高の癒しがありますよ!
集落からはすぐに浜に下りる事も出来ます。
そこではよくおじぃが釣りしてます。
「まぁまぁ釣れる、何が釣れるかはお楽しみ」と言ってました(笑)

浜遊
飲食店は集落に入る手前に「浜遊」というカフェがあります。
こちらでは八重山そばやタコライスなどがあり隠れた人気店です。
時期によっては食事はやっていないこともあるそうなので事前に電話で確認した方がいいかもしれません。
- 住所:石垣市平久保47-7
- 電話:0980-89-2610
- 営業時間:open 11:00 close16:00
Seven Colors石垣島

内地から移住されたご家族が平久保のトリコになり、2017年にオープンした「Seven Colors石垣島」は、全7室すべての部屋がオーシャンビューな贅沢極まりないホテルです。
最近ではホテル内に「海カフェ」もオープンし、広大な海を眺めながらCaféランチが楽しめます。
料理もシェフこだわりの石垣島の素材を生かした創作フレンチが楽しめます。
Seven Colors石垣島
- 住所:石垣市平久保226-523
- 電話:0980-84-5107
海カフェ
- 営業時間:open11:00 close14:00 木曜休み
平久保公民館
豊年祭などの地域行事が行われる公民館です。
みんなで平久保を盛り上げていこうという、地域活性のための総会なども定期的に開かれています。
みんなの集いの場ですね。

平久保小学校、ひらくぼ幼稚園
昨年創立70周年を迎えた「平久保小学校」と開園45周年を迎えた「ひらくぼ幼稚園」です。

創立当時は数百名いた子どもたちも今では全校生徒5名ほどになっているため、他の地域の学校と合併するか否かという難しい問題と直面しています。
こういった祝賀会や小学校・幼稚園の運動会などはPTAや学校関係者だけでなく、地域の人たちの一般参加もウェルカムです。
子どもが少ない分みんなで一緒に楽しもうという気持ちがとても伝わってきます。
ここだけの話、こんな遠い小学校にあのBzが来たんですよ。
しかもCDとかの中で使う写真撮影で、すごいですよね。会いたかったー!


小学校のグランドは全面芝生で定期的に芝刈りがされ、通路には花が植えられとても綺麗に管理されています。
内地出身者からしたらグランドが芝生ということにとても驚きました。
そしてその芝生を子どもたちが裸足で駆け回っていてすごく微笑ましかったです。
子どもたちもこんな恵まれた環境で育ててうらやましくも思いました。
平久保の人々
平久保はそんなに大きな集落ではありませんので、地域の人たちはみんな顔見知り!
自家栽培した野菜をご近所さんに持っていって世間話、なんてことは日常茶飯事^^
みんなセカセカせずに、ゆったりした気持ちで過ごしている感じです。
最近では高齢化が進んでいるためか、平久保へ移住してくる人(特に若者)はとても歓迎されます。
子どもがいたら、本当の孫のようにみんな可愛がってくれます^^
仕事は何をしているかというと、農業や自営業をされている方が多いです。
牛の繁殖や肥育、野菜を栽培しJAに出荷したり、ホテルや飲食店を経営して家計を支えています。
ホテルや牧場で人手が足りていなく、求人募集しているところもあるので、平久保で働いてみたいと思ったらハローワークに相談するか、直接相談してみるのもアリだと思います。
生活スタイル
平久保で暮らそうと思ったら、まず移動手段で車は必須です。
バスが出てるんじゃ、と思われているかもしれませんが一日往復1本では身動きとれません。
買い物も週に1回45分かけて街まで行き、一週間分買いだめなんてこともあります。
病院も市街地にかたまっているので何かあったら45分はかかります。
ただ、緊急の場合には伊原間地域に消防署の出張所があるので救急車は10分ほどで駆け付けます。
この45分も慣れてくると全然苦になりません!
というか苦だったらもともと平久保に住もうと思ってないか^^;
移動冷蔵冷凍販売者 HOBO(ホーボー)
最近では村おこし協力隊の方々が、商店の少ない北部地域で移動販売や買い物代行をしてくれる移動冷蔵冷凍販売者「HOBO(ホーボー)」の活動を開始しています。
買い物の負担軽減など、高齢者の多い北部地域ではとても重宝される仕組みだと思います。

最後に
まだまだ活性化する石垣島の北部地域だとは思いますが、現在は移住するための家が少ない状況です。
石垣市も団地の設営などを検討されているとか。
それでも平久保や北部地域に住みたい人は沢山いると思います。(←思いたい!)
そんな人たちの為にも今住んでいる人たちが集落をどんどん盛り上げていけたらいいなと感じました。
何より子どもがもっと増えて欲しい!
私も北部活性化の為に何かできることはないかと考えている日々です・・・。