はいさい!MIHOです。
旦那が生き物好きで困っていますが慣れるために同行して昆虫生き物探してきましたのでよかったら参考にしてくださいね。
石垣島で出会いたい!運が良ければ会えるかもしれない昆虫5選
青い海と白い砂浜、そして豊かな自然に恵まれた石垣島。
南国情緒あふれる島には、内地では見られない珍しい昆虫たちがたくさん生息しています。
今回は、そんな石垣島で出会いたい昆虫たちを、私個人のチョイスで5選に絞ってご紹介します。
運が良ければ出会えるかもしれない、ワクワクする昆虫たちとの遭遇を楽しみに、ぜひ石垣島へ!
※ 昆虫との出会いは、自然に委ねましょう。観察する際は、そっと見守るようにしてください。
オオゴマダラ
大きさは日本最大級と言われているほどの大きさで、羽を広げると15㎝くらいにもなります。
石垣市の市蝶でもあるオオゴマダラは蛹が金色になることでも有名な蝶です。
ひらひらとゆっくりと飛ぶ姿から南国の貴婦人と呼ばれたり、逆に新聞が飛んでいるようにも見えるということで新聞蝶とも呼ばれているそうです。
オオゴマダラの幼虫の主食はホウライカガミという草ですが、これには毒があり成虫になってもその毒は消えないと言います。そのため蝶を食べる生き物たちはオオゴマダラを食べることはあまりないみたいです。
石垣島では北部でもよく見られますが、街中でも最近は見る事が出来ます。
蛹は街中にある植物にぶら下がっていることもあるので間近で観察することもできますよ。
場所についてはお土産屋さんの店員さんとか良く知っている人もいるので聞いてみるのもいいかもしれません。
イシガキナナフシ
ナナフシって見たことありますが?簡単に言うならば、細すぎて長い昆虫です(笑)
そのナナフシよりももっと長くて大きいナナフシが、石垣島や西表島に生息するイシガキナナフシ。
体色は全身茶褐色で体長は15㎝から大きいもので25㎝くらいまでのものは確認しています。
イシガキナナフシは葉っぱを食べて生きていますが、好物はバラの葉っぱだそうです。
実際、うちのミニバラの葉っぱとか蕾がいつも食べられていて、イモムシかなにかだろうと思っていましたがまさかイシガキナナフシだったとは!驚きです。
ナナフシは「七節」と思われがちですが、実際には七節以上は節があります。
草木に擬態して生活していますが、イシガキナナフシは大きすぎて見つかっちゃいそうですよね^^;
ヤエヤマサソリ
サソリ!?と驚くかもしれませんが、毒はあるものの天敵に対する護衛の為とか、餌となる昆虫を捕食する際にだす毒であり、人に対して危険が及ぶことはないのでご安心を。
ただ、刺されると軽く痛むようです。刺されたという例はほとんどないみたいですが。
このサソリは世界のサソリの中でも単為生殖(1匹だけで子どもをつくることができる)ができるとして有名なんだとか。
大きさはコンパクトな4㎝ほどで、体は平べったくて幅広く、全体的に暗褐色をしていて毒を出すしっぽの先端は黄色くなっています。
シロアリをよく食べるそうで枯れ木や朽ちた木の中を好むと言われています。
日本では八重山諸島だけに生息するらしいですが、たまに荷物に紛れて内地に持ち込まれ発見されたこともあるようです。
このサソリが見れたら結構レアかも・・・。
ヤエヤママルヤスデ
ヤスデってなんか気持ち悪いとか害虫でしょ!?と思われがちですが、ヤエヤママルヤスデは一見気持ち悪いけどよく見ると綺麗で丸くて可愛らしいんです。
色は深い赤と黒のストライプで頭の部分はボールのように丸く、足は無数に生えていてウェーブを描くように綺麗に歩くんですよ。
土の中に潜る性質があるので潜っていない時は常に下を向いて歩いているんだとか。(潜る場所を探してる?!)
触りすぎると刺激性のある粘液を出すため、皮膚に付着するとヒリヒリするので触りすぎには要注意です。
なんと言ってもヤエヤママルヤスデは日本最大のヤスデで、その体長は10㎝以上にもなります。
石垣島と西表島に生息していて、石垣島では山に入れば沢山見られます。
このヤスデは結構人気があるのでペットとして飼育している人も多いようです。
ヤエヤママルバネクワガタ
昆虫と言えばやっぱりクワガタのイメージが強いのは私だけ?クワガタってかっこいいですよね。
クワガタにもたーくさん種類があって、その中でも石垣島と西表島に生息するヤエヤママルバネクワガタは結構レアな昆虫。
ヤエヤママルバネクワガタはイタジイという木によく現れるといいます。
大きさは4㎝から5㎝程で、体は黒くて艶があり、小さめのあごにはしっかりとしたギザギザが生えていて挟まれたら痛そう。
希少種のため、石垣市では採集禁止になっています。
コウガイビル
見たことの無い生き物も、
ヘビではない、ヒルの仲間コウガイビル 40cmくらいあり触るとべたべたして気持ち悪いですね。
気持ち悪い毛虫が擬態していて触りそうになる。
猛毒の毛虫がいました!イワサキカレハ石垣島の方言でヤマンギ(山の棘の意味)と、呼ばれる巨大な毛虫
サソリモドキ
発見できたらいいのですがいつもいるとは限らないですね。
石垣市の保護条例
見るのはタダでいいのだが、捕獲すると罰金が待っているので気をつけよて!
石垣市自然環境保全条例に基づく「保全種」と「保護地区」が指定されました(平成27年5月1日施行)
保全種(動物) 石垣市内における下記動物の捕獲又は殺傷を禁止します
①ヤエヤマイシガメ
②ヤエヤマセマルハコガメ
③キシノウエトカゲ2
①ヤエヤマイシガメ
②ヤエヤマセマルハコガメ
③キシノウエトカゲ
④サキシマカナヘビ
⑤ヤエヤマタカチホヘビ
⑥イワサキワモンベニヘビ
⑦ヤエヤマハラブチガエル
⑧コガタハナサキガエル
⑨サキシマヤマトンボ
⑩イシガキニイニイ
⑪イシガキヒグラシ
⑫チャイロマルバネクワガタ
⑬ヤエヤママルバネクワガタ
⑭ヤエヤマノコギリクワガタ
⑮イリオモテボタル
⑯オモトウスアヤカミキリ
⑰イシガキトゲウスバカミキリ
⑱ベニボシカミキリ
⑲アサヒナキマダラセセリ
⑳コノハチョウ
生き物が見れる施設
バンナ公園 世界の昆虫館
石垣島や世界各地の約400種類1000匹の昆虫を集めた昆虫館がバンナ公園内にあります。
ここでは館長自らが採取したという昆虫たちがとても綺麗に展示されています。
生きたオオゴマダラの成虫や蛹などの展示もあります。
入ると館長が丁寧に説明してくれてとても勉強になります。
昆虫館の場所
- 石垣市登野城2241-1
- 営業日 年中無休(お正月を除く)時間 10:00~17:00(最終受付16:30)
- 入館料 大人200円 小中学生100円 未就学児 無料 20名以上の団体 10%引き
生き物まとめ
石垣島にいる昆虫たちはとにかく大きい昆虫が多くて毎回出現に驚いています。
また、石垣島は離島なのでここでしか見る事ができない昆虫も多く生息しています。
ただし、採取禁止の昆虫も結構いるので採取目的の方は注意が必要です。
虫好きの人はもちろんのこと、虫嫌いの人も石垣島でしか見られないと思ったら昆虫観察するのも楽しいかもしれませんよー♪