2018・2・1
2回の奇跡のイノシシ捕獲以来、罠を仕掛けているものの空振りと空弾きの日々です。
16個の罠を5日ごとに確認に行っていますが12個ぐらいが空振りで、4個が空弾きです。
仕掛け罠の空弾きとは
空弾きとは、罠が誤作動を起こした状態で、イノシシが罠周りを警戒しつつちょっとだけ罠にぶつかったときにおこる現象です。
イノシシは罠の場所を通過しているけど見破ってわざと作動させているか、もしくは取れそうだったけどかかりが浅かった場合に起こります。
現状の罠は足がちょうど真ん中に接地して踏み込めばしっかり作動しますが・・・
もし端っこの部分を踏んでしまったとしても誤作動を起こしてしまいくくることはできません。
だから真ん中に足の位置が来るよう跨がせるため枝を横に寝かせていますが・・・
イマイチ誤作動を防げていないし獲物ゲットにはなっていない状態です。
またカモフラージュのための草やはっぱをかけることで締めるワイヤーの中に挟み込まれ締め付けが弱くなる原因にもなっています。
手作りイノシシ罠の設計
空弾きを防ぐにはどうしたら良いかをいろいろ意見を出し合い理想の形を追求して自分なりに設計してみました。
とにかく、まずは書いてみることにしました。
金具を踏んでも作動せず、踏み板の端っこであったとしてもしっかり作動しくくれるようになればOKなのです、絵を書いたら早速形にしていきます
この状態でワイヤーを作動出来る状態で設置しても何も起こりません。
もし、上から踏んでしまったとしてもよほどの踏み方でない限り作動しないはずです。
イノシシ罠 完成!
作動させるスイッチとして、材料はコスパの良い100円ショップのプラまな板と蝶番、固定金具を工夫してこのようなものを作りました。
もっと大きくしたら?とか思いますよね、罠は、免許もいりますし習った定められた規定・規格にそって仕上げていてデカイのは作れないのです。
最後に、
左の今までの罠は水分を含むと膨張し、摩擦が上がり落とし効果が不十分になる場合もあり、水分で影響しないプラを使いました。
そしてコンパクトになったおかげで設置する場所も選択肢が増えました。
動画にしてイメージしてみました。
実際に作動するとこのようになりました!
よりピンポイントな設置が必要となりますが、空弾きは少なくなると思います。
残り僅かな猟期でこの湾で最後の、あがきをやってみようと思います!!