【閲覧注意】イノシシの料理方法や養殖と天然の味の違いの話【罠猟師】

【閲覧注意】イノシシの料理方法や養殖と天然の味の違いの話【罠猟師】

※調理の写真ですが、残酷と感じる人はこの先読まないでください。

罠猟師のリョウさんとイノシシの料理方法や味についての話になりました。

前々回ぐらいに熟成不足のイノシシを食べて「こんなものか・・・」と残念な感想を持ってしまった自分の事を話したら・・・

目次

イノシシの料理

罠猟師の先輩のリョウさんは、

「そりゃ、そうだろう。
人間が美味しく食べれるように何代にもわたって品種改良されてきたし、そのうえ人間が好むような肉質になるように飼料もコントロールされた養殖肉なんだからね~、
家畜は養殖された肉なんだよ。」という答えが返ってきました。

確かに、美味しく大きく肉が軟らかくとか、色んな環境ホルモン入りのエサの改良や消毒を繰り返して育てられた養殖肉と自然の走り回っている肉との違い、そりゃそうか。

養殖された肉

養殖された肉

養殖された肉の写真ではないです、これは天然です。

豚や牛にそういう考えを持ったことが無かったのでそう考えればそうだと思いました。

食べ物を取るために走り回ることもなく、一定時間が経てば人間からエサを与えられ成長させられ、薬を与えられある程度大きくなれば出荷される・・・

天然の肉であるイノシシ

一方、天然の肉であるイノシシはある程度の期間は親と一緒に行動するもののそれを過ぎると一人で行動し、エサを探し続けるために動き、寄生虫を剥ぎ取るために泥を浴び、生きることを自分でやり続けた物だけが大きく成れるのです。

天然の肉であるイノシシ

ちょっと自分に想像力が足りていなかったと思いました。

素材に文句を言うのは簡単です、長所を伸ばし短所をいかにカバーするか?
これが課題ですね。
それともう一つ、2頭のイノシシを狩って分かったことがありました。

どうやら自分が石垣島で捕まえた獲物は幻とされる琉球猪リュウキュウイノシシでも、二ホンイノシシでもないものらしいのです。

リュウキュウイノシシでも、二ホンイノシシでもない

リュウキュウイノシシでも、二ホンイノシシ

これはリョウさんが捕まえて飼育しているイノシシですが・・・

自分が捕まえたイノシシとはずいぶん違うと思いました。

足の長さ、頭の形、体形・・・明らかに違う、

イノブタ

イノブタっぽい

足が短く体形も丸っこいのでリョウさんが言うにはどうやらイノブタっぽいのです。

石垣島のイノシシが取れるまで続ける


むむむ・・・自分が食べたのはイノシシでもなかったのかイノブタ??

ですが、いずれにせよ石垣島の畑を荒らしていることには変わりないので、お友達為にも石垣島のイノシシが取れるまで続けるつもりです。

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この記事を書いた人

ベンケイ

八重山諸島のフィールドを研究しながら色んな探索・狩り・料理・絵とかなりワイルドに多彩な才能を繰り広げるエンターティナーな存在

遊びのメンバーもベンケイさんと海に一緒に行くと自然の知識が多くて面白く、海へ行くとモリ持って、一人でテンション上がってどこかに見えなくなり、魚と共に戻ってきます。

山は山菜や、生き物を捕まえては料理して、料理のバリエーションも半端ないです。

あの、ナスDと良い勝負するだろうなと思いながら、いつか対決出来る日がくるのを望んでおきます。

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