今回は、自分がこよなく愛する聖地米原ビーチの地域の事
自分はキャンプ場に7年前から通い、清掃やキャンパーの利用手続きなどの管理業務をしている米原地区の方々とも仲良くさせていただいています。
(揉め事を起こすある一人のよそ者を除きますが)
多くの方が農家で、その合間を縫って草刈りやごみ掃除をやっています。
管理に携わっている人々の名字の半数以上が石垣島の島んちゅのヒガさんです。
多くの方々が65歳以上の方々で、時々自分の獲物を分けたり料理を作って食べたりゆんたくしていました。
米原キャンプ場の管理人ヒガさん
一昨年ぐらいにピザ窯を公民館に移築した際、管理のヒガさん達の一人が「これを俺も作ってみよう!」と言って実際に作った方が居ました。
今回は、その人の話です。
炭作りに四苦八苦しているときにヒガさんから助言をいただき、炭向きの木とそうでない木があることを教えてもらいました。
本土で言うところの桜・楢・樫の木などの木の代わりにこの島はガジュマルやギンネムが炭に向いているとのことです。
またこの簡易的なやり方ではロスが大きく、もっとしっかりしたものにしないといけないのだけど、温度管理が難しく自分は結局諦めたとの話も聞きました。
そういえば・・・この方は自宅で養鶏もやっている方なのでもしかしたら?と思いあるお願いをしてみました。
「廃鶏を譲ってください」と言うと「うちも困っていたんだ、良いよ~」と、ならば見てみたいということで、お宅を訪問させていただきました。
ちょうど狩りの後で良い獲物が狩れたのでこれが手土産です。
アオミーパイ、アカミーパイ、トガリエビスの高級魚揃いです。
夜だけでなく、昼にも獲物を選んで狩れるようになりました。
自分の狩り技術の進化が最近感じるようになりました。
ヒガさん宅に遊びにいきました。
鶏舎・EM菌を飼料
鶏舎です、地面に藁が敷かれており、不思議なことに匂いがあまりありません。
この理由はEM菌を飼料に混ぜており、その作用でフンの匂いがしなくなっているようです。
飼われている鶏も元気で、広々した空間を走り回っています。
もう捌く前からわかります。
この地鶏は絶対に美味しい!
藁は汚れたら定期的に交換し、それが畑の肥料になっているようです。
食材になるまでの過程もやはり大事でムリくりの味を開発して使うのと訳が違いますからね。
自作石釜
ちょっと奥に進むと石釜がありました。
自分の石窯をさらに進化させた物になっています。
ドーム型とアーチ型のミックスタイプの石釜で、燃焼室の広さが特徴的ですね。
そして後ろに見えるびしっとそろった薪!薪!薪!
こりゃ凄い!!
ここまでしっかりした薪の格納庫はすごいですね。
養鶏に、サトウキビ以外にも島レモン、マンゴー、カニステルなどの果樹を見させていただきました。
どれもジャングルを切り開き地形を生かした畑づくりなど、これからいつか自分がやるであろうことをすでにやっている方を見ている感じがしました。
ドラゴンフルーツの品種改良
「うちの自慢はこれだよ」と、ドラゴンフルーツの見慣れた方だとこの形は白ドラゴンだろうと思われるかもしれません。
これは外見は白に見えるけど中身は赤のドラゴンなのです。しかも甘くておいしい!!
「どうやって作ったかって?自分で品種改良したんだよ。」
どうやって作ったのかを聞いても、どうやって品種改良したかがわかりません。
何世代もかけてやってきたのはわかりますが、ここまでコントロールできるものなのか?
まだまだ分からないことばかりですね。
ヒガさんの見学のお礼を言ってお土産にドラゴンフルーツと島レモンをもらいました。
今度、鶏を料理する時にお世話になると思います。
角形ロケットストーブ
後日、自作のロケットストーブをもってキャンプ場で作業していると、ヒガさんが見に来ました。
「お!これいいね!!」すぐに反応し、構造を聞いてきました。
ネットでかじった程度の知識を伝えると「おお!なるほど、なるほど。」と把握したようです。」多分、次会う時にはヒガさんは作っていると思います。
丸型のロケットストーブ
これは、丸型のロケットストーブです。
耐久力はこちらの方があります。
自分が作ったストーブより良い物を作るでしょう。
だって、あんなに素晴らしい農場を作ったんですから。