【レア野鳥】石垣島でアカショウビンとカンムリワシ

石垣島でアカショウビンとカンムリワシに出逢った

はいさい!みなさんアカショウビンとカンムリワシって知っていますか?

石垣島の大自然でのびのびと暮らしている、野鳥のアカショウビンとカンムリワシについてまとめました。

目次

渡り鳥のアカショウビン

アカショウビンはブッポソウ目カワセミ科で森林に生息するカワセミの仲間です。

アカショウビン

どんな鳥?

カワセミ科には「カワセミ」「ヤマセミ」「渡り鳥」の三種類がいますが、アカショウビンだけが渡り鳥です。

ちなみに石垣島に生息しているアカショウビンは「亜種リュウキュウアカショウビン」です。

バードウオッチング&野鳥撮影時期など、

北は北海道から南は沖縄まで全国で繁殖するアカショウビンですが、その渡来数は少ない為なかなか出会うことが難しいかもしれません。

バードウオッチング&野鳥撮影時期は、リュウキュウアカショウビンの見れるのは4月から8月くらいまでです。

そんな中、八重山諸島の西表島では日本有数の繁殖地となっているようです。

だから石垣島でもよく見られるのかなぁ。。。

特徴は?

体長は27センチほどで、翼を広げると40センチほどになると言われています。

アカショウビンという名の通り、体の羽毛が赤茶色で、お腹の方はだいだい色、そして翼を広げた時に背中に長方形のような形で水色の部分が確認できます。

足も赤に近い色をしています。

赤いクチバシ

そしてひときわ目立つのが、この「赤いクチバシ」ではないでしょうか。

このクチバシ、固そうに見えるけど実は柔らかいんです!

赤いクチバシ

なぜか道に落ちていたので(カラスにやられた?)拾って触ってみたところ、薄いプラスチックの様な感じでした。

植物のホオズキみたいですね。

こうしてみると植物のホオズキみたいですね。

動物って本当に不思議です。自然にプラスチックみたいなクチバシができちゃうんだから。

クチバシの他に、目は見ての通り真っ黒です。

とてもツブラな瞳をしていて可愛らしい^^

どんな鳴き声?

アカショウビンの鳴き声はとても綺麗で分かりやすいのですぐに、「あ、アカショウビンだ!」と気づきます。

その鳴き声は「キュロロロロロロー」とリズムよく、最初は高い音で最後は低くさえずります。

とても心地いい鳴き声です♪

鳴き声を録音でききました!

生態は?

カワセミはだいたい水辺で暮らしてますよね。

でもアカショウビンは森林に生息しています。

森林なので食べ物も色々ゲットできるようで、カエルやカニ、昆虫などを石や枝の上から狙います。

繁殖は卵生で、産卵期は6月~7月といわれ、一回に5個ほど産みます。

このアカショウビンは窓にぶつかって気絶している模様です、これ可愛そうですが石垣島では度々SNSで上がります。

ビックリしたので思わず写真撮りました。

この数秒後にムクッと起き上がって元気に飛び立っていったのでご安心を^^

カンムリワシ

カンムリワシは鳥網タカ目タカ科カンムリワシ属でいわゆるタカです。

どんな鳥?

カンムリワシは鳥網タカ目タカ科カンムリワシ属でいわゆるタカです。

日本では八重山諸島の石垣島、西表島、与那国島に生息していると言われていて、特別天然記念物、絶滅危惧種IA類にもなっています。

八重山諸島では「カンムリワシ一斉カウント調査」という、カンムリワシの数を把握する調査が行われていて、2012年には石垣島で78羽、西表島で58羽が確認されています。

この調査は毎年行われているものではないようで次の調査予定は未定のようです。

どこにいてどんなものを食べている?

カンムリワシは森林やマングローブなどに生息していて、主に爬虫類等を食べて暮らしています。

石垣島では特に北部の自然が多い場所で確認されていて、毎日同じような時間(早朝が多い)に同じような場所で確認できます。

車に引かれたヘビやカエルなどを狙っているのか、電線などにも止まっている様子を見ることもあります。

あ、ちなみにカンムリワシの英名は「crested serpent eagle」と言いますが、「crested」は冠、「serpent」はヘビを意味しているそうです。

相当なヘビ好きだと思います^^;

バードウオッチング&野鳥撮影時期など、

通年みれますが、繁殖期の5月から8月は見つけにくいみたいです。

「石垣やいま村」にはカンムリワシの保護ケージが設置されていて1羽保護されており、近くで観察することができますよ。

  • 石垣 やいま村
  • 電話:0980-82-8798
  • 住所:石垣市名蔵967-1
  • 営業時間:年中無休 9:00~17:30

特徴は?

全長55センチから75センチほどで、飛んでいる様子はトンビにも似ています。

全体の羽毛は茶色で翼やお腹には白い斑点のような模様が入っています。

カンムリワシはその名の通り、興奮すると後頭部に白い羽毛と茶色い羽毛で扇状の冠が生えます。

この姿がカッコいいんです!

興奮しているカンムリワシに遭遇できていなくて写真がなくてすみません。

鳴き声は?

これまた動画は撮れていませんが、「キュアアアアアー」というような高い声で鳴いているのを聞いたことがあります。

カンムリワシは早朝に鳴くことが多いという情報もあるので、また動画ゲットしたらアップします。

生態は?

カンムリワシの繁殖は冬の終わりごろから求愛がはじまり、それと同時に縄張りも確立していき、繁殖のシーズンに入っていきます。

繁殖シーズンが終わり、メスは初夏に卵を産みます。

卵は基本的に1個産みますが、たまに2個産むメスもいるそうです。

が、ちゃんとした大人になれるのは1羽のみと言われています。やっぱり自然界は厳しい世界です。

卵を守る役目はメスが行い、メスが給餌している間の見張り役はオスが担当します。40日ほどで羽化して2年ほどで大人になっていきます。

スピードの出しすぎに注意!

カンムリワシは道路にも降りてくることがあるので、車でスピードを出していると引いてしまうことがあるかもしれません。

ロードキルでいろんな生き物がひかれてしまいます、カンムリワシも毎年ひかれています、絶滅危惧種にも登録されている貴重な鳥でもあるので車の運転には十分に注意したいところです。

最後に

アカショウビンとカンムリワシ、どちらも石垣島だからこそ見られる野鳥だと思います。

石垣島へ来たら是非、野生の動物を観察したり、目を閉じて鳥や虫たちの鳴き声を楽しんだりしてみてください。

きっとやすらぎの時間が訪れることでしょう~♪

ピーヒョロロロロー♪

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この記事を書いた人

青い海が大好きな日焼け女子です。石垣の良い所や便利なことが伝えられたら良いなって思っています。最近私のアカウントで他のスタッフも入ってるから、たまに違う感じの記事がありましたらごめんなさい。

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