その離島とは・・・「黒島」
いま最も注目されている離島といってもいいくらいです、実際に私も、黒島に魅了された一人なんですよ。
初めて八重山諸島を訪れた時から、黒島の海の青さに恋をし、黒島の人々の温かさにはまり、毎月のように東京から黒島を旅するようにハマリすぎちゃって、、、
その数はなんと、1年に19回も島通い!
月に2回、1泊2日の弾丸で訪れることもあったくらい、そんな私がどっぷりはまった黒島の魅力と役に立つ事を紹介していきますね~
黒島とは
八重山諸島のひとつである、「黒島」
上空から見下ろすとハート型に見えることから、「ハートアイランド」とも呼ばれている。
ユーグレナ石垣港離島ターミナルから高速船で30分
人口200人に対して牛2000頭が暮らすのどかな島なんですよ
黒島の牛
島の大部分は牧草地であり、いたるところで牛を見かけます、あと野生になっちゃたクジャクも!
この牛たちは「黒毛和牛」と呼ばれる肉牛であり、2ヵ月に1回行われるセリにかけられ島外に出荷される。
出荷された牛は、「松坂牛」や「神戸牛」など、日本各地のブランド牛となって、皆さんが口にしている和牛は、もしかしたら黒島で生まれた牛かもしれません。
黒島の魅力とは
黒島ブルー
私が一番伝えたい黒島の魅力は、何と言っても黒島沖の海の青さ、
石垣港から黒島港に向かう高速船に乗れば、その魅力は一目でわかるであろうってくらいきれいー!
黒島に近づいたとき、一瞬で海の色が水色に変わるのだ。海の色の境目がくっきり分かれているほどで、これを目にした人は必ず息を飲んだであろうし、「わぁ・・・」と声を漏らす人もたくさん!
それだけ、黒島沖の海の青さは格別なのだ。この青さを「黒島ブルー」と呼ぶ人もいます。
この青さの理由は、黒島には川がないことから生活用水などの汚水が流れ込んで海が汚れることがないためと言われています。
「何もしない」をする島
黒島に何があるの?と聞かれると、正直に言って何もない。
しかし、そこがこの島の魅力なんです
道に信号がなければ街灯もなし、交番もないし。
黒島に1歩上陸したその瞬間からゆったりとした時間が流れているのが感じられる。
どこよりものどかで平和な雰囲気に満ちているといえるかもしれないです、
仕事の疲れを癒したい、現実逃避をしたい、とにかく何も考えずにのんびりしたい、そんな方たちには是非一度この島に上陸してほしいです。
島の人々の温かさ
私が感じたもうひとつの魅力は、人の温かさ。
島を歩いていれば誰となく親切に声をかけてくれ、宿で一夜を明かせばまるで家族のように迎え入れてくれます、
そんな温かな島の人々とのゆんたくを目的に黒島に訪れる人がほとんどと言ってもいいくらいなんですよ。
黒島牛まつり
毎年2月の第4日曜日に開催される、島挙げての一大イベント
この祭りの目玉といえば、牛一頭が当たる抽選会で、
他にも、石垣牛を使った料理の出店やグッズの販売が行われています。
黒島牛まつりは、毎年2月の第4日曜日に開催される、島挙げての一大イベントです。この祭りの目玉といえば、牛一頭が当たる抽選会で、他にも、石垣牛を使った料理の出店やグッズの販売が行われています。
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黒島のおすすめスポット
島の外周は約12.6㎞、自転車で約1時間で回ることができます。
観光する際は、自転車か原付をレンタルするのが主流で、平坦な地形であり坂道はないので、自転車でも観光がしやすい。
伊古桟橋
所要時間:港から自転車で約10分
黒島では有名な観光スポットであり、八重山諸島の中で最も長い桟橋で竹富島の西桟橋と同様に2005年に国の登録有形財に登録されていて、
現在の黒島港ができる前までは、この伊古桟橋が船着き場として利用されていたとのこと。
干潮時では桟橋周辺の海が干上がってしまうので、絶景を見るには満潮時に訪れることをおすすめします。
(潮の時間について、私の場合は「潮汐なび」という携帯アプリで確認している)
仲本海岸
透明度抜群でサンゴや熱帯魚が豊かな仲本海岸
- 所要時間:港から自転車で約12分
黒島のビーチといえば、仲本海岸が真っ先に浮かぶ人がほとんどで、透明度抜群でサンゴや熱帯魚が豊かなビーチであり、シュノーケリング目的で黒島に上陸する人も多く
大潮の干潮時にはリーフの内側に潮溜まりが出現し、それはまるで自然が作った「巨大プール」なんです。
仲本海岸遊泳時間
そんな人気のビーチだが、潮が満ちてくると潮の流れが速くなり、毎年シュノーケリングによる事故が起こっているのが現実で以外に危ないです。
そのため、
ユーグレナ石垣港離島ターミナルの「安永観光」のカウンター前に遊泳時間の情報ボードが出ているので、そこで確認をするようにしてほしいです。
または、竹富町のホームページでアップされているようなのでネットで検索し確認をとる方法もある。
また、仲本海岸で遊泳する際は、自分を過信せずライフジャケットの着用とアウトリーフには出ないようにしよう。
ビーチ前に小さな売店「南見屋」があり、そこでシュノーケルセットやライフジャケットをレンタルできる。
仲本海岸の遊泳時間については、公式サイトによると、9時から17時までとなっています1。ただし、天候や海の状態によっては、遊泳禁止となる場合があるため、事前に確認することをおすすめします。
西の浜
- 所要時間:港から自転車で約3分
西の浜と呼ばれているが、位置するのは北側。
ウミガメが産卵のためにやってくることで有名なビーチ
宮里海岸
- 所要時間:港から自転車で約10分
仲本海岸の少し手前に位置する、穴場ビーチ。
遊泳禁止のため、人も少ないのでのんびり海を眺めて過ごしたい人にはおすすめ。
毎年7月下旬には、豊年祭が行われている。
県道黒島港線
黒島港がまっすぐに伸びている道路が「県道黒島港線」
日本100選の道にも選ばれた人気のストリートで道の両脇にはヤシの木が続いていて、サイクリングコースにはぴったり!
黒島展望台
県道黒島港線の途中に位置し10ⅿ程の高さがある渦巻き状の展望台
黒島研究所
- 所要時間:港から自転車で約15分
ウミガメを知りたいなら、黒島研究所です。
主にウミガメについて研究している小さな博物館のような場所である。ウミガメにについて興味がある人は立ち寄ってみるといいです。
- 開館時間:午前9時~午後6時(10月から3月までは午後5時まで)
- 入館料:500円
- 開館日:年中無休
民宿
黒島には9件の民宿があります。
是非泊まりで来てほしい、ゆんたくが楽しい黒島の宿
黒島に泊まることで人の温かさより強く感じられると思うので、是非訪れた際には是非1泊して島の人や旅の人々との他愛もないゆんたくを楽しんでほしいですね。
また、黒島の夜は満点の星空が広がり、県外では見られない星座を見られることでも有名
宿によっては、星空ツアーやヤシガニ採りツアーなども行っているため、問い合わせてみるといいです。
※宿泊料金については時期により変動している場合もあるので、予約の際は宿に確認をとってください。)
※素泊まりのプランもあるが、黒島では夜に空いてる食堂や居酒屋、商店はないため食事付きのプランで宿泊することをおすすめする。
しま宿南来(なんくる)
黒島港に一番近い宿「西の浜」に行く途中にあります。
オーナーが弾く三線はプロ級
オーナーとのゆんたくを楽しみに宿泊するリピーターが多いお店
- 電話:0980-85-4304
- 料金:大人1名
1泊2食付:6000円
素泊まり:3500円
民宿なかた荘
2003年にオープンした宿
この宿の売りはなんといっても清潔感がいい
そして民宿ではめずらしいバリアフリーに対応していて屋上もあるので、夜は星空を眺めることができますよ
- 電話:0980-84-6811
- 料金:大人1名
1泊2食付:6300円
1泊2食付:6800円(バストイレ付部屋)
素泊まり:4300円
民宿あ~ちゃん
新鮮な食材で作られた美味しい食事が食べられることで口コミが広がっていて、採れたての野菜や魚を使用して作っています。
お食事処「パーラーあ~ちゃん」を併設
- 電話:0980-85-4936
- 料金:大人1名
1泊2食付:5500円~
素泊まり:3500円~
民宿みやよし荘
黒島の中では老舗の宿
建物や設備については古さを感じるところがあると思うが、ゆんたくが楽しめることからリピーターが多い
- 電話:0980-85-4152
- 料金:大人1名
1泊2食付:5000円
1泊夕食のみ:4500円
素泊まり:3000円
民宿のどか
2005年にオープンした比較的新しめの宿
元みやよし荘のオーナーが独立して開業しています。
私も泊まったことがある宿で、オーナーとその奥様には優しく迎えていただき夕食は、品数が多くとても美味しかった。
- 電話:0980-85-4804
- 料金:大人1名
1泊2食付:6000円
素泊まり:要問合せ
民宿みやき荘
歴史を感じる味のある平屋建ての宿
玄関前には大きなガジュマルの木があります、オーナーのフレンドリーさと奥様の温かさが大好きで、私は何度か泊まったことがあり、
私が宿泊した際には、まぐろのカマが入ったとのことで庭で泡盛をかわしながらバーベキューをしたり、
朝に庭で自分の仕事をかたづけていたところ奥様が「ホットコーヒー飲む?」と声をかけてくれたり、楽しく落ち着いた時間を過ごさせていただきましたよ
- 電話0980-85-4159
- 料金:大人1名
1泊2食付:5500円
素泊まり:要問合せ
民宿くろしま
仲本海岸のすぐ近くにある宿
ダイビングサービスもやっています。
- 電話:0980-85-4280
- 料金:大人1名
1泊2食付:6000円
1泊夕食のみ:5200円
1泊朝食のみ:4500円
素泊まり:3500円
うんどうや宿
食事処とシュノーケル専門店もやっていいます。
比較的新しい宿でオーナーは元料理人で料理の質の高さとボリュームの多さで口コミが広がっています。
- 電話:090-9786-8328
- 0980-85-4501
- 料金:(大人1名)
- 1泊2食付:7000円
- 素泊まり:要問合せ
よねおじさんの家
一番新しくオープンした宿で食堂も併設してます。
電話:090-1291-8976
料金:1泊2200円~
黒島の食事処
営業時間や営業日は日によって変わることも・・・それも島ならではって感じですね。
パーラーあ~ちゃん
民宿あ~ちゃんと併設している。こちらの人気はなんといっても「ヤシガニそば」
注文の際には事前予約が必要です。
電話:0980-85-4936
うんどうや
うんどうや宿のオーナーの奥様とそのお母様が営んでます。
八重山そばがメインの食堂である。こちらの人気は「アーサーそば」
以前はヤシガニそばをやっていたことで有名だったが、現在は休止しているそう。
電話:0980-85-4308
ハートランド
黒島港の目の前で高速船が到着するまでの待ち時間で利用する人も多く、
電話:0980-85-4995
イコノマ
黒島ではめずらしいおしゃれな雰囲気を感じるカフェタイプの食事処
電話:090-1179-3204
よねおじさんの家
民宿と食事処が併設していて、台湾まぜそばが人気。
電話:090-1291-8976
たま商店
食堂ではないが黒島唯一の商店です。
食べ物や飲み物を始め、種類は少ないが日用品等も売っている。
電話:0980-85-4223
営業時間:7時30分~
最後に
黒島は他のメジャーな離島のように観光地やリゾート施設があるわけでないが、この記事を読んでのどかな黒島の魅力を少しでもお分かりいただけたでしょうか?
興味を持っていただけたら、ぜひ一度上陸し黒島の風や匂い、そして人の温かさを感じ穏やかな時間を過ごしてみてほしいです、きっと心も体も新たな自分を発見できますよ。
では、またね。