【石垣島流】イノシシの捌き方!

更新日:

2017.12.18

石垣島で捕れたイノシシをさばきました。

先輩達に、ここならではの捌き方をおそわりました。

いのししの捌き方手順

本土のイノシシだったらまずは内臓を抜き、

氷で冷やした後に皮をはいでいきますが、石垣島のやり方はまずガスバーナーで毛を燃やしながら表面を園芸用の小さな鍬で剥ぎ取っていきます。

毛を燃やす

毛を燃やす

ちょうど髭剃り後の肌のようなイノシシの皮膚が見えるようになります。

これで終わりではありません。

イノシシの皮膚が見える

二度焼きして削った表面全体に焦げ目をつけていきます。

度焼きして削った表面全体に焦げ目

水に浸ける

次に水に浸けます。

この理由としては次の工程で作業をやりやすくするため表面をふやけさせるためらしいです。

次に水に浸けます。

水から上げた焦げたイノシシ

焦げた部分を削る

をナイフと軽石を使って焦げた部分を削っていくと・・・やはり豚はイノシシのご先祖様ですね。

一皮むけるとそっくりです。

焦げた部分を削る

さすがに初めてのイノシシをどう捌けばよいかわからないので先輩ハンターの切り方を見させていただきました。

切り落とし

首の切り落とし方ですが、第一頸椎と第二頸椎の軸椎と環椎の隙間に見事にナイフを差し込み一気に一周させるとものの見事に切り落とせます。

これは初見の自分にはぜんったいにできない匠の技です、素晴らしい!

そのあとはいわゆる豚足部分を切り落とし、内臓抜きのため胸骨から座骨まで縦方向に一気に切り込みを入れます。

内蔵はもはや白モツ

何とも不思議な感じですが、思っていたよりもグロテスクではなく、綺麗に血抜きした内蔵はもはや白モツに見えていました。

先輩ハンターが見の腕とモモを切り落としてくれたのであとの部分は前回豚を捌いた経験があり自分でやってみました。

切り分け

ここまでくるともう食べ物ですね。

バラとロース

この状態で家に持って帰り、自宅の台所で四肢のうち3本を脱骨、バラとロースに切り分け、それぞれをビニールで包み、チルド室に入れました。

朝7時半から罠周りを始め、自宅に帰りついたのは夕方17時で部位別に切り分け終わったのは20時でした・・・・

 

さいごに感想

一日を振り返ってみると、イノシシを見て驚きと恐怖の混ざった不思議な感覚を覚え、生け捕りにするため2時間以上奮闘し、

イノシシの命を絶ち、捌く・・・「狩れたことがうれしい!」

という感情はあまり湧かず、「感謝」という感情でした。

イノシシを捕まえ恐る恐る手際の悪いしめ縄で何度も何度も苦しい思いをさせたイノシシに「謝りたいと感じ」

命を絶つため心臓にナイフを突き入れ命を絶つことに「謝りたいと感じ」恐らく自分一人ではもっと時間がかかり肉に無駄な切り傷を作っていたであろう捌きの重要な部分をやっていただいた先輩ハンターの方々にも同様です。

すべてが終わり、床に就いて翌朝に重要なことを忘れていました。

「あ・・・先輩ハンターに肉のおすそ分けをしていなかった・・・」

言葉だけでなく行動も重要ですね!相変わらず時々出る自分の間抜けな部分が出ました。

言い訳として疲労困憊でそこまで頭が回りませんでした。

先輩ハンターにはイノシシハムをプレゼントしますね!!




↑ 島まで無料でこれて、給料までもらえて食事やアクティビティまでついてる所もあるよ!

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ワイルドベンケイ

rituonagayama

ベンケイ 八重山諸島のフィールドを研究しながら色んな探索・狩り・料理・絵とかなりワイルドに多彩な才能を繰り広げるエンターティナーな存在 遊びのメンバーもベンケイさんと海に一緒に行くと自然の知識が多くて面白く、海へ行くとモリ持って、一人でテンション上がってどこかに見えなくなり、魚と共に戻ってきます。 山は山菜や、生き物を捕まえては料理して、料理のバリエーションも半端ないです。 あの、ナスDと良い勝負するだろうなと思いながら、いつか対決出来る日がくるのを望んでおきます。

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