レンタカーで石垣島をドライブ
南側の宮良から先へ向かってみましょう。
宮良川を越えてさらに進むと、磯辺の交差点。
そのすぐ先左側に大浜海岸の看板があります。
入り口は狭いですが、入って行くと駐車場があるので車を停めて海を見てみましょう。
宮良湾に転がる「津波石」
ここから見える宮良湾は遠浅になっていますが、無数の岩が海の中にゴロゴロと・・・
実はこの岩、
大昔の地震の際に海底から打ち上げられた岩なんです!
今から250年近く前、1771年に石垣島の南東沖を中心地とした大地震が八重山諸島を襲いました。
その際に発生した大津波が石垣島の東部を中心に襲い、壊滅的な被害を残しました。
その津波は想像を絶する大津波で、周囲の山を越えて対岸まで流出した
伝承なども耳にする程です。
明和の大津波
http://www.bo-sai.co.jp/yaeyamajisintsunami.html
石垣島の各地に残る大津波の爪痕や伝承。
これもまた石垣島を知る上で興味深いですね。
さて、さらに車を進めると、右側になかなか気がつかない看板があります。
あまりにもわかりづらいので、写真は反対車線からの撮影ですが、
ここの先の小高い丘の上に
謎の多い遺跡があるのです。
石垣島のパワースポット、フルスト原遺跡!
看板のある小道を右に入り、さらに奥の看板に従って行くと、
どんどん不安に駆られる舗装されてない道になっていきます。
めげずに進むと・・・
到着!
周囲の草木は整備され、石垣も復旧されていますが、
まだ手の着いてない石垣跡もゴロゴロと
ここはお弁当を持ってきてまったり時間を過ごしたくなる。そんな空気の遺跡です。
フルスト原遺跡は、石垣島の英雄
「オヤケアカハチ」
のアジトだった説などもあり、
ここに立っているとなんだか時空を超えて
タイムスリップしたかのような感覚になれます。
ここ、フルスト原遺跡の謎は、また特集で取り組みたいと思います。
さて、さらに大浜の集落に向かってみましょう。
フルスト原遺跡から海側へ向かうと大浜公民館。そして、大浜小学校があります。
オヤケアカハチ像と崎原公園
小学校の向かいには、まるで静かな番人たちが並んでいるかのように、きれいに並んだ四つの御嶽が佇んでいます。
手前から黒石御嶽、大石御嶽、火の神御嶽、崎原御嶽と名付けられたそれらは、かつて八重山諸島の中心地であった大浜の象徴とも言うべき存在です。
静寂の中に凛とした佇まいを見せる御嶽の姿は、長い年月を経てもなお、この地の歴史と人々の信仰を静かに語りかけているかのようです。
この配列は沖縄でもおそらく大浜だけではないでしょうか。
そして、御嶽の真ん中に島の英雄
オヤケアカハチの像・・・
ここ大浜は、遡ること500年前、八重山諸島の中でも最も栄えていた地域で
オヤケアカハチの拠点であったと伝わっています。
琉球王朝からの独立を企てたオヤケアカハチ
http://jaima.net/modules/yaeyama/index.php?content_id=20
オヤケアカハチの像と御嶽の正面、大浜小学校の隣にはほのぼのとした雰囲気の
崎原公園があります。
ここにはとても立派な津波石があるのですが、
これは明和の大津波以前の地震で打ち上げられた物だと研究結果で判明しています。
地域住民の憩いの場でもある公園にある津波石。
何とも不思議な感じですね〜。
噂をゲット!オヤケアカハチの足跡を発見!!
大浜在住の仲間から出た噂・・・
「崎原公園の先から海に出ると、オヤケアカハチの足跡があるよ〜」
これは見てみるしかない!って事で、早速見てきました。
崎原公園を抜けて、表の通りに出ると
すぐに海が広がっています。
海に出て右側に、小高くなっている岩盤があり、どうやらその上でオヤケアカハチは海を眺めていたようです。
これは岩盤の上でオヤケアカハチごっこをするしかない!!
周囲を見渡すと、何とも不思議なくぼみの数々・・・
でも足跡のような形のくぼみはなかなか見つからず、諦めかけていたその時。
あった!!
どう考えてもデカすぎるこのくぼみ。どう見ても70センチはあります。
ザックリ計算ですが、足の大きさ30センチの人を身長2メートルと考えてみても・・・
身長4メートル超えの大男!!
・・・勝てる気がしません。
謎の多い大浜
ここ大浜は、石垣の住民も口を揃えて言うほど謎の多い地域。
森の中にある朽ちた御嶽や、海底御嶽の噂など、
調べたらワクワクするような話がたくさん出てきます。
今後も、リサーチしていきますね!
▽石垣島でレンタカー借りるならここがお得
格安石垣島レンタカー