石垣島地震と活断層
2018年3月1日午後10時42分ごろ西表を震源とするM5.6の西表島 大原で震度5弱、石垣島で震度3の地震がありました。
震源は下のほうの海の中でしたが、海の中の活断層は新聞に載っていなかったので活断層が原因かわかりません。
その後、2018年3月2日 11時53分現在16回も余震が続いており、予断を許さない感じです。
その後の余震を全部チェックしたわけではありませんが、新聞に載っていた活断層付近と関係ないところが震源となっているので今回の地震は関係ないのかもしれません。
がしかし、まだまだ余震は続いてるので警戒してください。
石垣らしい晴天のランチ!その時目に入ってきた新聞記事が・・・
今日も入梅前とは思えないほど晴天の石垣島。
いつものようにランチでミーティングです。
「俺は毒に強い!」だの「寝た事が無い!」だの、相変わらずの会話をしていると、今日の朝刊が目に入ってきた・・・
沖縄県内の活断層の図
沖縄県は、日本の中でも地震の少ない地域と言われていて、移住者も後を絶たない最近の事情もあるけど、果たしてどうなんだろう??
先日の熊本を中心とした九州地方の大地震の事もあり、会話は完全に地震や活断層の話題に。
宮古島の活断層多く無い?
ってか、石垣島にも活断層あるじゃん!
だったら早速
活断層見に行こうぜ!
かっちゃん!探しにいこうぜ!
ってなるのが石垣遊びチーム!
好奇心には何よりも純粋です。
すかさずグーグルアースで大体の位置を割り出して見に行く事にしよう!
っていうか、かっちゃんってだれよ!そんな名前メンバーにいないよ!
「活っちゃん」だよー!「活断層の活っちゃん!」
まずは白保集落から北東に伸びるこの断層と
伊野田集落南側のこの断層
よし!だったら話は早い。
すぐにでも見に行こうぜ!
って、ちょっと待った〜!
実際向かって見るのはいいけど、本当に
断層って見えるの?
断層なんて、俺達ほとんど何もわからないし、ただでさえ草木の多い石垣島。
縦にずれてる崖みたいな断層もあれば、田んぼがナナメにスライドしたような断層もTVで見た事もあるし。
「これが断層だ」って限定とかできるのかなぁ??
ってな事で
活断層と断層のって違うの?調べてみた!
ってか、そもそも断層と活断層って何が違うの??
そんな事からスタートする石垣遊びチーム。
備えあれば憂い無し!
色々お勉強をしてから出発してみよう( ´ ▽ ` )ノ
http://m.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/q1415619004
フムフム・・・
どうやら、過去、現在、そして将来的にも地殻変動で地震を引き起こす原因になりうる断層を活断層と呼ぶんですね〜。
つまりは「生きてる断層」。
反対に、地殻変動に左右されない可能性の高い物は、普通に断層って呼ぶんですね。
では、果たして見えるのかな??
準備は整った。それでは早速
活断層を見に行ってみよう!
まずはランチを食べたお店から近い白保集落を南端とする断層から。
って、平坦だし本当にこの辺りに断層が存在するの〜??
でも、これって断層っぽいよね?
とにかく俺たちは「これが断層だ!」って確証を持つために、ひたすらこの崖を追いかけた結果・・・
何度も同じ場所を巡る結果に!!
リングワンダリング
リングワンダリングとは、原文の通り円形に彷徨い歩くことをいう。
方向感覚を失った際に脚の利きが歩行の偏りを生じ、進行方向が常に同じ向きに修正されるために起こる。ランドマークが無いなど目的物が目に見えない時や視界を奪われた時、方向感覚を地理的条件以外で失った時などに、この現象は加速される。
これは平坦な場所で、吹雪や霧、闇夜などによって視界を失うことで促進され、砂漠や平野、平原、雪山登山での遭難の原因ともなっている[2]。原因として脚の利きのほか、道中で負った障害、骨格の歪みや左右の脚の長さの違い、靴が合わない、個人の癖などが挙げられている。
日本では西欧と異なり広く平坦な場所が少なく、輪形を形成したという報告例は少ないが、輪形を形成しなくとも、日本では山林が多く見晴らしが悪い状態が続きやすいため、道に迷う原因となる時がある。
この現象のことを、「狐狸に化かされた」と呼んでいた地域や時代もある。山歩きに限らず、何か目標を失うことがあったら、無理せず停滞して視界が晴れるのを待つのが良いとされる。
wikipedia.
すっかり断層の魔力にやられちゃってます。
完全に主導権は断層にあり!
グッタリしてるうちに「あの坂登ってみようぜ!」って余計な遊びを始めちゃいました。
そして、いろいろ調べてるうちに驚愕の事実が発覚!!
新聞に出ていた島内全ての活断層を追いかけていると、全く予期せぬ事実が・・・
石垣島にある3つの小学校の真下に活断層が走っている可能性が!!
白保小学校は校庭と校舎の段差が活断層である可能性が!
後日、白保出身の友達にこの事を尋ねると、確かに学校内で無くてもいい高低さがあったらしい!
そして、崎枝小学校は体育館の真下に活断層が!
海から伸びている崎枝の活断層は、半島を跨ぐように走っていました。
野底小学校、写真奥の小高い場所が活断層。
道路がなかったのでこの先は確認できなかったけど、山の方面に伸びる断層を確認できます。
今後もさらに取材は続きます。
今回、活断層を追いかけてみて気がついた事は、「これが活断層だ!」って確証まで至らなかった事。
そして小学校の真下を走る活断層を果たして行政は認識しているのか。などなど、まだ宿題を残しているので今後の取材でさらに追記していきますね!
ガチな探検はコチラ!
石垣島にはいくつかの活断層が存在し、地震のリスクが指摘はされています。
- 活断層の位置と特徴:
- 石垣島には、白保小学校や崎枝小学校、野底小学校の下に活断層が走っている可能性があります。
- 石垣島南東沖には北東─南西方向に延びる活断層があり、その活動によって地形の傾動が生じた可能性があります。
- 地震リスク:
- 石垣島周辺では、過去に大きな地震が発生しており、特に1771年の八重山地震津波は甚大な被害をもたらしました原因が解明されており巨大地震のリスクは落ちています。
- 沖縄県全体では、海域での調査が進めば長い活断層が見つかる可能性もあります。
- 防災対策:
- 地元では活断層の存在を認識し、防災対策を進める必要があります。特に学校など公共施設の安全性についてはさらなる調査と対策が求められます。