おーりとーり♪
塩、ただ使うだけじゃもったいない!沖縄・石垣島の塩の世界へようこそ
毎日、当たり前のように使っている塩。料理の味付けに欠かせない存在ですが、実はその奥深さに気づいている人は少ないのではないでしょうか?
今回は、沖縄・石垣島にある様々な塩に焦点を当て、その魅力をじっくりと味わいつつ、使い方についても探求してみました。
普段何気なく使っている塩が、実は驚くほど奥深い世界を持っていることに、きっと驚かれるはずです。
さあ、あなたも塩の世界への旅に出かけてみませんか?
島の方言で“まーすー”とは、島では塩のことを言います。
新しい発見があって、いつもの塩の使い方が変わるかもしれませんよ。
なぜ沖縄をはじめ離島・石垣島の塩は甘く美味しく感じるのか?
黒潮の暖流はプランクトンをはじめ微生物を分解する力があり、その流れから海の透明度を上げます。
そこからの珊瑚礁の塩田はカルシウムを含み、甘味をより感じやすく美味しいと言われています。
FUNAKUYA(フナクヤー)の塩
日本で多様な珊瑚が生息しているエリア・八重山石垣島の天然海水を火力、動力を一切使用しないで作り上げられた天日海塩です。
塩匠が丹精込めて仕上げた塩は素材の味を引き立てる奥深い味わいです。
FUNAKUYA(フナクヤー)の名づけ由来は、舟越屋からきていまして、当時の北部伊原間半島のある地名で、この地域の海人はサバニを担ぎ越して漁をしていたことから舟越と呼ばれ、海岸には漁のための番屋が建てられました。
そこから舟越屋(フナクヤー)と呼ばれるようになり、現在ではフナクラハーリーという地元海神祭りの名の残りがあります。
HUNAKUYA(フナクヤー)の塩は、自然を慈しみ、人を慈しむ、思いやりの心が詰まっているのです。
さんごマース
ゆがふ商会のさんごマースは、風化したサンゴカルシウムを微粒にしたものを海洋深層水と合わせた塩で、カルシウムと鉄分が豊富です。
料理全般に使えますが、特に脂肪分の多い白身魚や、ステーキにもよく合います。
おにぎりにも生野菜、魚、肉にも合い、水に入れたらミネラルウォーターになりますよ。
パッケージにチャーガンジューと表記されていますが、いつも元気で!という島言葉
石垣の塩
沖縄離島の塩、まずはブランドにもなっている“石垣の塩”の紹介
工業地帯がなく海を汚すことのない、この美ら島でとれる海塩は直接海水から汲み上げたものを職人が時間をかけて釜炊きし、製品にしています。
カリウムやマグネシウム、ミネラル成分が含まれており、スーパーの精製塩とは味わいが異なり、ひとたびその味を知ると手放せなくなるような美味しさです。
石垣の塩は名倉湾の海水から作られていますが、ここはラムサール条約に登録されており、国際自然保護区に指定されています。
本ショップでは塩づくり体験もでき、工場も併設されていて塩製造を見学できる楽しみがあります。塩職人が作った石垣の海の味は地元のお土産屋さんに並んでいますし、ネットでも手軽に購入できます。
石垣島空港にもコーナーがあり、観光で買い忘れた時はそちらでも購入できます。
天日塩
石垣島でとれた海塩を天日干しにしたもの。甘みがあり、料理全般に使えます。
おむすび、ふかしたじゃがいも、根菜類、塩レモン、塩こうじ、パン作り、お菓子作り、味噌作り、漬物、スープなどにもよく合います。
石垣の焼塩
石垣島でとれた海塩を、釜の中で水分を飛ばし焼いたもので料理全般に使えます。
料理の他にも、バスソルトやボディソルトとして使えます。島のハーブを細かく刻んで塩と合わせたオリジナルソルトもいいですね。
新月の塩
新月の光りを浴びた塩
お料理にもバスソルトやボディソルトとしても使えます。
満月の塩
満月の月光を浴びた塩
新月の塩と同様、使い勝手の幅がアイデア次第で広がります。
色んなテイストの塩
石垣の塩から出ているオリジナルテイストの多様な塩は、見ていても選ぶのも楽しい
ハイビスカス塩
ハイビスカスの花を乾燥粉砕したものが混ざっていて、ドレッシングや、アイスクリームなどに幅広く使えます。
塩胡椒
卓上塩が販売されているため、定番の炒め物などにも使いやすくなっています。
ゴマ塩
長寿の島・石垣島産の黒ゴマを使用しているゴマ塩
お赤飯やご飯のおともにも、とても美味しいです。
結果としてどれもいっしょだなんて言ってすみません!
今まで、塩は塩で、どれも同じだと思っていましたが、石垣島産の塩を味わって、塩にもこんなに違いがあるんだと改めて気づかされました。
おにぎりにしても、スープにしても、いつもの料理が格段に美味しくなるし、素材本来の味を引き立ててくれるので、料理をするのが楽しくなりました。
石垣島に行ったら、ぜひ色々な塩を試して、自分のお気に入りの塩を見つけてほしいです!
石垣島の塩は、ただの味付けじゃない。人生の味を変える、特別な贈り物。
沖縄・石垣島の海は、サンゴ礁の美しさだけでなく、豊かな恵みも生み出す宝庫です。
その海から生まれた塩は、ただ塩辛いだけの存在ではありません。
天然の風と太陽の力をたっぷり浴びて、長い時間をかけてじっくりと作られた塩は、口にした時に、今まで味わったことのない奥深い旨味と、自然の力強さを感じさせてくれます。
都会では、塩といえばスーパーで売っている一般的なものしか知らなかった人も、石垣島で初めてその塩に出会い、塩の選び方、そして使い方までも変えてしまうほど。
おにぎり一つとっても、使う塩によって、全く違う味わいが生まれることに驚く方も少なくありません。
同じ塩でも、製法や素材によって、全く違う表情を見せる、それが石垣島の塩の魅力です。
さあ、あなたも石垣島で、人生の味を変える特別な塩に出会ってみませんか?