【石垣島】凄い強い猛烈な台風15号




移住して7年、大きな台風は何度か経験し、台風による被害を色々体験した。

これは駄目だった、これは耐えれた。

などのなんとなく「大丈夫だろう」と「駄目だろう」の境目がわかるようになって来ました。

自分が帰省する時も台風が当たり不安だった石釜と赤瓦の屋根も全く無事だったので、「今回の台風もたぶん大丈夫だろう・・・」と思っていました。

強い石垣島の台風15号

石垣島の働いている職場では台風が来ると日直・当直が割り当てられ、自分は23日の夕方6時から翌朝8時半の当直係になりました。

一番嫌な時間なのですが、当直と言っても特にやることとはちょっと床に浸水した雨水をモップでふき取る程度の簡単な作業で、あとはひたすら時間を潰すだけのことで、今までの4年間はそんな感じでした。

当直は「だらだら時間を過ごすちょっとメンドイ役目だあ・・・」って感じで、夕方から職場に向かいました。

 

台風対策

当直として総勢6人で事態に対応するといった感じで、一通り引継ぎも終わりました。

18時半過ぎにちょっとゆっくりする時間があったので夜食として配給された焼きそば「一平ちゃん」にお湯を注いで1分も経たないうちに呼び出しがありました。

2階ベランダ用のドアから浸水しておりそれを食い止めてくれと言う事でした。

現場に向かうと・・・・かつてない勢いでどんどん水が入り込んでいます。ふき取ってもふき取っても入ってくるので。

漏れてる元を叩くしかないと言う事で隙間に新聞紙をギュウギュウに詰めて塞ぐと上手く行きました。

「よし!これで当直としての役目を果たした・・・後はだらだら朝まで過ごすか・・」

「はっ!この作業に1時間半・・・焼きそばはノビちまったっか・・・・」と思いつつ持ち場に戻るとすぐに1階での浸水!!

拭き取り用の新聞紙とボロ布を大量に抱えて現場に向かうと、今までに無い浸水範囲。

「おかしい今迄で無いほどの量だ・・・」

ちょっと今までとは違う事に違和感を感じてはいましたが、まあちょっと強い台風なんだろう・・・と思っていたら大きな叫び声と自分を呼ぶ声が聞こえてきました。

自分の仕事場である南側の窓ガラスが割れ、暴風と共にガラスの破片が飛び、中に置いてあった作りかけのお客さんの作品や壁に張ってある掲示物が剥がれ落ちて舞っています。

ガラスの破片が飛んでいるので迂闊に近づくことも出来ず「どうしよう・・どうしよう・・」と戸惑ってしまいました。

が、その間も暴風が吹き荒れ、雨と潮風とゴミが仕事場をどんどん侵食してきます。

その時です!

「勇気」とは「怖さ」を知ることッ! 「恐怖」を我が物とすることじゃあッ!」

イギリスの紳士の言葉が頭に浮かびました!かといって真正面から飛び込むような馬鹿な事はしません。

暴風に真正面から立たず、布製のパーテーションを盾に長めの角材を槍代わりにして前進します。

まさかここでモンハンのランス使いの経験が生かされるとは!

体を盾で隠しながら中途半端に残っているガラスのかけらを突き落し、飛び散るガラスが無くなった所で落ちたガラスをある程度片付けました。

そして窓ガラスの代わりとなる板を探し、暴風に対抗できるよう3人がかりで押し当てて木ネジで固定しました。

その後、もう一枚一回り大きな木製のパーテーションをさらに重ねて貼り付け、角材3本も追加して固定しました。

自分を含め4人がかりの作業で暴風の進入は防げ、ひと段落着いたので自分以外の3人は自分の持ち場に帰りました。

しかし隙間からの風と雨はどんどん入ってくるので再び新聞紙を丸めて隙間に詰め込む作業をを行い、浸水拡大を防ぐ為にボロ布で堰を作り作業は終わりました。

最初の水漏れからほぼ4時間動きっぱなしで、気が付いたら0時を越えていました。

そして規定時間の80倍もの時間をかけて調理した「一平ちゃん」は・・・・・

お湯を捨てる必要が全く無くなるほどに麺は成長し、すっかり伸びきってしまいました。

もちろんすっかり冷めてわずかに生暖かい感じでした。

作り直そうにもしっかり停電なのでお湯すら沸かせず、カセットコンロもありませんのでそれを食べ、もちろん停電なので冷房もなくゴミと潮風とガラスのかけらが飛び散っているかもしれないその部屋で眠りにつきました。

その後も何度か気になり夜回りしましたが、手に負えない浸水部分はそのまま放置し、ガラスが割れた場合のみ対応しようということで話はまとまりました。

翌朝、体を動かすと妙な筋肉痛で痛くて堪りません。

火事場ならぬ暴風場での火事場のクソ力(ちから)の反動でしょう。

事情説明を上司にし、朝礼で事情説明を皆にして当直が終わりました。

ここまで大変な当直は初めてでした。

自分は職場を後にし自分が何とか対処した窓ガラスを外から見てみました。

割れた原因は網戸がバウンドして窓ガラスに当たったのかもしれません。

帰りがけにピザ小屋の様子も見に行きました。

台風被害

うお!!何じゃこの水は!!?

釜は大丈夫!

けど屋根の瓦が・・・

下に落ちたのが4~5枚だからよかったかな・・・遠くに飛んでも居ないようだし・・けど椅子が10m飛ばされたか。

何とか部分的な修理で何とかなりそうです。

ちょっと安心して家に向かう途中・・むむ!!

ウォーボーイズにやられたか??

いやいやもちろん台風ですが・・・そのまま左を見ると・・・

何じゃこれは!!

しかも一様にレンタカー・・・しかもホテル駐車場!!

まさにアートの世界、石垣島の駐車場の止め方。

2年前もありましたが、またです!これは一つの法則か??

そしてフェイスブックで上げられてる写真には・・・

げげ!

木がラリアットしてます!

ブロック塀までも・・・

こんなに、粉々になるのかと、台風に紛れて誰かが破壊したのではと思うほど不思議です。

画像で見ると海の中から船の登場シーンにみえますが、

何度も台風をこんな感じでやり過ごした船ですら転覆とは・・・

屋根のちゃぶ台返し、電柱巻き込みバージョンです。

謎の生物

そして最後は・・・クニさんが撮った謎の生物が打ち上げられていました。

一体何なのか・・・サメ?イルカ?

いやいや背びれが無い!マナティ?ジュゴン??もっと太いし丸いはずだ!!

何なんだろう??アシカやトドっぽくもあるけど・・・ここは南洋だぜ??

わけがわかりません。

これにて10年ぶりにでた観測史上最高風速の台風体験できたもの凄い台風の話は終わります。




↑ 島まで無料でこれて、給料までもらえて食事やアクティビティまでついてる所もあるよ!

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ワイルドベンケイ

rituonagayama

ベンケイ 八重山諸島のフィールドを研究しながら色んな探索・狩り・料理・絵とかなりワイルドに多彩な才能を繰り広げるエンターティナーな存在 遊びのメンバーもベンケイさんと海に一緒に行くと自然の知識が多くて面白く、海へ行くとモリ持って、一人でテンション上がってどこかに見えなくなり、魚と共に戻ってきます。 山は山菜や、生き物を捕まえては料理して、料理のバリエーションも半端ないです。 あの、ナスDと良い勝負するだろうなと思いながら、いつか対決出来る日がくるのを望んでおきます。

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